2020年01月15日

イスパニアのサムライEl Japon ・アクアヴィーテ!! / 宝塚宙組 観劇レポ

先日から記載の通り、宝塚宙組を観劇して来ました。
生での観劇は久しぶりでしたね。
宙は久しぶりでした、一昨年から宙は観劇したかったんですけどね。

東京とはいえ(宝塚ではないけれど)、ロビーに入ると赤い絨毯にピアノのあるロビーがあり、階段をまたはエスカレーターを上るだけで何か空気が違います。

指揮者の方が入られイントロが鳴って、トップさんの開演アナウンスが入ります。

イスパニアのサムライ EL JAPON


あらすじ

1613年、奥州は伊達家、仙台藩が派遣した支倉常長の一団はスペインへ。
蒲田治道もともにアンダルシアへ、支倉たちはスペイン国王に通商交渉を願うも、膠着していたらしい。
郊外の農場に滞在させられるが、誰かに追われ逃げて来た女性を治道は助ける・・、そして彼女たち日本人の女性たちが奴隷にされたことを知り、宿屋に預けられることになるが、その宿屋の女将カタリナは、未亡人になったばかりでドン・フェルディナンドから土地も彼女も目をつけられていた・・。

感想

まず、伊達藩が派遣したこの人たちの物語は本で多少は読んだり耳にしたことがあります。
日本史でもかいつまんで習いました義務教育の歴史でも。
でも、細かいことを知りません、サブストーリーと言えるほどではありませんが、蒲田は日本本国で殿様を守れず(剣の奥義を極めたにも関わらず、守れず恋人が自害します。)
その弟、藤九郎、夢想願流の蒲田の弟子でありながら、姉が一揆ののち自害したとして恨みを抱き、報復のため蒲田について回りますが・・。
この一揆のことが今ひとつ、加賀藩と言われたところで育った私には・・でも私の片親は東北の人なので、それも伊達なので・・、でもあんまり詳しくは知らないんです。

そして支倉の交渉の失敗はなぜかスペイン国王にとっては、ローマに行ってなかなか戻ってこなかったから・・、ということになっていました、劇の中では。
一時間半ぐらいでやらねばならないので、伊達は仙台藩でのことや、ローマのことは知っているものとしてスペインでのことのみになっていました。

そして奴隷の女性たちなんですが、九州から東北まで、いろんな方言の人たちがいました。
ふと思いました、日本中からそんなにどうして女性の奴隷がスペインに?

初めは緊張からか堅かったトップの真風さんですけど、だんだんと柔らかい演技が見られるように。
まあ難しいです、そして剣の練習を結構されたと思います。
また、国での過去を背負っている感じをどうしても出さないとならないシーンもありますが、お芝居にそのシーンはないので色々難しかったと思います。

娘役トップさんのカタリナの星風さんが現れるまで今回は割と長かったかな。
その前に奴隷で剣を覚えたいってセリフを言われていたのはハル?、最初に助けられた奴隷?、天彩さん?、
なかなか良かったと思います。
カタリナの星風さんですけど、割にそのままぽくやれるのに対して、トップの真風さんの作り込みは大変な気がしました。

ドン・フェルディナンドの英真さん、長いですね、専科で、
今では宙組では、寿つかささんの支倉とともに、私が見て来た時代から続けていらっしゃるただお二方になってしまいました。
なんだか知っている人が減ったんですけど、トップさんたちが入れかわってもいてくれるっていうのは、いいことです。
お二方は、本当にお芝居がうまかったです、宝塚の専科ってむしろ年配とか出ないとできない味もあるし、脇役でありながらトップを立場としても役柄でも支えなければならない、その点、お二方は申し分なく素晴らしかったです。

カタリナの夫の友達アレハンドロとフェルディナンドの息子エリアス。
二人は要所要所で蒲田に関わりますが、最初と最後に登場するアレハンドロは謎の人物でずっと?がついたままでした。
この人は初めから助ける側でしたが、カタリナが蒲田をすいたことを知り、身を引きます。
なんと後から正体がわかるのですがただの用心棒だったわけでなく、公爵の息子です、最後に父に頼み蒲田とカタリナを国王に謁見し、正規兵を引き連れてしかも国王直属の軍隊を引き連れて、解決してくれます。

エリアス、優秀ですが父の力で貴族に、でもなぜか剣術学校で優秀でアレハンドロと成績違わず蒲田と一騎打ちがしたくて仕方なく、その点、父よりまだかなり純情でもありました。
大事な決闘の殺陣の見せ場にいなくてはならない人です。
この二人は要を抑えていたと言っても過言ではありません。

そのほかにも面白い登場人物がいて、日本から来た神父さんとか、フランス国王ルイ13世の妻になる・・まだ王女時代のマウリシア姫とか。
スペイン側の登場人物のほとんどか、史実で、支倉の洗礼に出席していました。
本国は伊達政宗とか・・。

でも芝居だけでショーがついているため、時間がさらに短くて、農場の奴隷たちを解放してカタリナと結ばれるまでの話だけに収まっていました。

ピエロの役の人たちの歌がとてもうまかったなと思います。

トップの真風さんなんですが、だんだんと柔らかくなって、最後にキスシーンの後ちょっと照れた感じで花道に。
なんとなく不思議な感じで、娘時代憧れたトップさんという位置ですが、今では私の方が年上で・・。
男役といえど女性なのですし、微笑ましい感じで、癒されました。


休憩を挟み、レヴュー、アクアヴィーテへ


水をテーマにしたのりのいいラテン系の音楽も盛り込んだショー。
なんとなく真風さんの表情和らぎました。
楽しく明るい感じの多い、でも宝塚らしいショーでしたね。

途中、ウィスキーの曲で花道に降りられて声をかけられるシーンもあり、みんなでコップのグッズを振るシーンも。
そういえば、トップさんにコップを客席からセンターで渡されたのは、星組の柚木さんで、観劇にいらしていたんですね、場内湧きました。
あ、その前に、ショーで初めの方で、何か客席に渡すシーンも下手でありましたね。

センターと言えるほどではなかったけれど、男役さんたちの見栄を切る位置に近くて、よく拝見できました。

歌もダンスも素敵でしたけど、なぜかお芝居の方が良かったと思います、というのは武将の役は難しかったと思います。
それもスペインに行った人の・・。
あれは簡単にできることじゃない。

最後、ダンスしながら終わるの良かったです、衣装も華やかで綺麗でしたし、音楽良かったです。

グッズのコップ買うか迷ったんだけど買わなかった、その代わり他のものを色々と買いました。

トップの真風さん、花組の明日海さん以来、だんだんと柔らかい感じの人続いてるなと思います。
凛とした方達が続いた後、少し時代の流れなのかな?、何か求められる要素が宝塚のスターにも観客の意向が変わる時期があるんですが、ほんわか柔らかく微笑まれていて、癒されました。


ちなみに柚木さんのナポレオン生で拝見しましたが、その後家族が病気したりして、なかなかいけなかった、風の又三郎がテレビで入ったの録画しました。
またそのうち見ます。
柚木さん、スポーツ選手みたいな服装、出で立ちでしたが風格ありましたね・・。


posted by luce at 15:30| Comment(3) | 観劇 Musical レポート DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 和物と洋物がいっぺんに観られるお得な舞台でしたね。真風涼帆さんは宝塚の男役の枠にぴったりと当てはまる役者です。ご指摘の通り初々しさも感じられる魅力がありました。専科の英真なおきさんも存在感がありました。
Posted by 東風虎 at 2020年01月17日 00:21
懐かしい人たちも出られていて上手でしたし、真風さんはお芝居では颯爽とかっこいいのに、ショーの前後からはほんわかと微笑まれていて、女性だからこその柔らかさとまあご本人の素質もあるかな、そして、陽の光のような部分も、持たれているような気もしました。私の見立て違いでなければだけど。
それと宙組全員の力のすごさですね、舞台はトップさん一人でできるものじゃない、スタッフもお客さんもいなくちゃならないけれど、本番は出演者全員の力です、花道の方の座席の人たちにトップさんもいつもサービスできないし、センターだからっていつもそこにとどまれるわけでもないしね・・。
 また二階や二階の後方までどう見せるかも考えてあると思うし。

 男役さんはともかく娘役トップさんの星風さんが大きくて驚きました。
あそこまで背が高いとは思わなかった。最近娘役トップさんもかつての男役さんぐらいの人がいらして驚きます。星風さんは役を自分に近づける感じの人みたいです。二番手娘役さんもよかったです。

 そういえば、昨日、湖月さんが観劇されてそうで、柚木さんに続いてね。わたるさんトップの後、大学出られてすごいですよね、そして女優に復帰されました。トップさんとしては大学を退団後に出られたのは珍しいか初ではないでしょうか?、すごい人です。私、月でトップになられた彩輝さんも好きでしたねー。わたるさんを座席で拝見したことがありました、他の人の公演で。さえちゃんじゃなかったかな?、真風さん星組にいらしたからですね。

 でも宙はやはり宙なんです、いろんな組からトップさんが出てますけど。
宙といえば、本当に代々すごくて、大空さんとかも好きでした。カサブランカ印象に残ってるなー。笑顔の可愛い方で、貴城さんの坂本龍馬とか。
 ずんこさん以来、宙組はずっと気にしてきましたね、星組も前から好きだけど。

 真風さんといえば地方でだったり、卓球部にいらしたりして少し私と共通点もあるので、でもまあ本当に微びたるものです。
ただ私も先輩に手持たれたりしてよく赤くなったりしました、宝塚では確かさえちゃんがりかさんにまだ専科で二番手だった時に、りかさんに手持たれて赤くなったとかって私はその日は観劇できなかったんですけど、彩輝さんが紫吹さんにですね、そんな話をりかさんがされていたのを思い出します。
 なんとなく、真風さんもその後輩だなって気がしたのも、嬉しかったです。

 でもトップさんになられました、これからどんな風に伸びて行かれるのか楽しみです。
 今までにある型を守りつつ、今までになかった感じがいいと思います。
 
 そういえば月組のDVDを少し前に見ましたけど、珠城さんも柔らかいですね。微笑み方とかもですけど、真風さんともその点ほぼ同世代のトップさんといういい方をしますけども、まあ同時代のトップさんという感じの、時の流れも感じます。
 何か求められる要素が少し、男役トップさんたちにも時代とともに変わって来た気がします。

 娘役さんたちが、今回の星風さんもですけど、時々トップさんよりも、何故か、たくましく感じるのも、時代のながれなんでしょうか?

 男役が優しく柔らかに立ち、娘役がたくましく映るのは時代の反映?、ですかね?

 私の見立て違いでなければ、そういえば和央ようかさん、二代
宙組トップ、家庭的だとか花總さんにアクセサリーを作ってあげていたりとか、ってお話を聞いたことも・・。
 星組もその傾向がかなり昔からあったようですけどね、宙もですかね・・。


>東風虎さん
>
> 和物と洋物がいっぺんに観られるお得な舞台でしたね。真風涼帆さんは宝塚の男役の枠にぴったりと当てはまる役者です。ご指摘の通り初々しさも感じられる魅力がありました。専科の英真なおきさんも存在感がありました。
Posted by luce at 2020年01月17日 14:56
実は真風さんは初舞台の時のシーンがなぜか、DVD で印象に残ってた人です。
宙でトップになられるとは驚きました。
宙でって思う、宙はだから、意外性もあり、ずんこさんの時から目が離せないです。


Posted by Luce at 2020年01月19日 10:21
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